カテゴリー「歌舞伎ミーハー日記」の記事

2008年7月 8日 (火)

川? 河?

国立と同じ「義経千本桜」がかかる歌舞伎座の上演時間を眺めていて、今、気付いたのだけど、「川連法眼」って出ている。
でも私、昨日の国立の観劇記に確か「河連」って打ったよなあと思い出して、「あれっ、間違えたかcoldsweats02」と慌てた。で、急いで国立でもらったプログラムを見たら「河連」って書いてある。ほっとしたのはいいけれど、へえ、「河」と「川」と両方の表記があるんだあ、と恥ずかしながら初めて知った次第です(人形浄瑠璃のオリジナルは「河」だとか)。
そういやあ、記憶の中の「かわつらほうげん」は「川」だったなあ。なぜ昨日気付かなかったのかしら。そこで、またふと思い出したのが3年前の澤瀉屋さんの歌舞伎鑑賞教室。プログラムを引っ張り出して見たら、やっぱり「河」になっていた。国立は「河」、歌舞伎座は「川」ということか。

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2008年7月 5日 (土)

9月は歌舞伎一筋

亀治郎さんのHPを見ていたら、秀山祭の情報がsign03
亀ちゃん、演舞場と歌舞伎座の掛け持ちだぁ~run
「竜馬がゆく」のおりょうサンをやるのだそうです。
去年の秀山祭でも「竜馬がゆく」の立志篇が上演され、染五郎さんの好演に胸を熱くしましたっけ(上士と郷士の身分差に泣かされたし)。「毛谷村」でも素敵な夫婦だったお2人、今度はどんな夫婦像を見せてくれるのでしょう。今、私の脳の中は再び「9月の歌舞伎、9月の歌舞伎」の文字とイメージが一杯になりすぎてbomb破裂しそう。
9月は歌舞伎だけに集中です。「人形の家」もスッパリ諦めた。他にどんな魅力的な芝居を発見しても、知らなかったことにします(幸い、今のところ9月は他の芝居を予約していないから)。
告白:実は、9月演舞場のチラシを見て興奮のあまり、昼の部の亀ちゃんの出演がないことに気付きませんでした(思い込みというのは恐ろしい。時様と海老ちゃんの名前に引かれて亀ちゃんも昼に出ると思っていた)。だから、歌舞伎座に出るsign02 どうやってsign02 なんて、おマヌケなことを考えていた。慌ててチラシを見直して、やっと呑み込んだ、という次第です。恥ずかしっcoldsweats02

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2008年7月 3日 (木)

待っていますパワーを團十郎さんに

先ほどいただいたコメントで、團十郎さんの入院を知りました。夕刊フジなどで報道されているようですが、とてもショックです。
2年前の5月團菊祭、「外郎売り」で復帰を遂げられた後、パリ公演にかけた意気込みの凄まじさなどから、すっかり回復されたものと思っていました。ついこの間だって、お元気に舞台に立っていらしたのに、ずっと続く貧血をおしての公演だったとは。
治療の厳しさを経験した上での3度目(でしょうか?)の入院は、精神的にこれまで以上につらいものがあるのではないかと思うと、9月の演舞場で浮かれていた気分がしゅんとしてしまいました。
でも、大らかな團十郎さんのこと、きっと再び病を克服して舞台に戻ってきてくださると信じています。團十郎さんの舞台を待っているファンがたくさんいるということが團十郎さんの力になるのだと思い、非力ながら「待っていますパワー」を発信しているところです。

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胸も手も震える9月演舞場

9月演舞場のチラシが「ほうおう8月号」とともに届きました。
噂では聞いていたのだけど、亀治郎さんと海老蔵さんの共演ということだけでもドキドキなのに、そこに時様もsign03
ああ、今の私、胸が震えちゃって、仕事が手につきません。今キーを叩いている手も震えている・・・

演目は以下の通り。

[昼の部]

源平布引滝
 木曽義賢・斉藤実盛 : 海老蔵

枕獅子
 傾城弥生・後に獅子の精 : 時蔵

[夜の部]

加賀見山旧錦絵
 尾上 : 時蔵
 お初 : 亀治郎
 岩藤 : 海老蔵

かさね
 かさね : 亀治郎
 与右衛門 : 海老蔵

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2008年6月26日 (木)

早すぎませんか

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1回目の幕間終了6時46分で閉店とはちょっと寂しい。

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2008年6月 9日 (月)

脳内整理の歌舞伎入門展

68日 「ようこそ歌舞伎の世界へ」歌舞伎入門展(国立劇場伝統芸能情報館)
歌舞伎が思いのほか早く終わったから、歌舞伎入門展を見てきた。自分の記憶のために、簡単に記録を残しておきます。
1.
「歌舞伎の始まり」
出雲阿国による女歌舞伎から、若衆歌舞伎、野郎歌舞伎への流れを浮世絵等で見せる。
女歌舞伎:阿国歌舞伎図屏風、花模様慶長期(小林清親)など
若衆歌舞伎:四条河原の芸能を描いた屏風
野郎歌舞伎:中村座を描いた歌舞伎図屏風(江戸時代初期のもので、舞台で大勢の役者が踊り、客は土間に座ってそれを見上げている。お喋りに興じたり、飲み食いしている客もいる。今じゃ顰蹙モノだけど、昔は大らかだったのね。
2.
「歌舞伎の役柄」
立役は役者絵と現代の役者の写真(大正12の羽左衛門と昭和12年の松蔦はブロマイド)とのセットで展示されていて、その役が連綿と受け継がれてきたことを改めて思う。
立役
 荒事→曽我五郎:豊国歌舞伎十八番シリーズ vs 左近(現松緑)
    梅王丸:12世團十郎(明治27vs 勘九郎(現勘三郎)
 和事→曽我十郎:12世羽左衛門(嘉永5vs 菊五郎

    藤屋伊左衛門:12世羽左衛門(嘉永5vs 富十郎

 敵役→仁木弾正:3世九蔵(7世團蔵、明治15vs 吉右衛門

    松永大膳:3世嵐吉三郎(文久2vs 富十郎

 色悪→田宮伊右衛門:8世仁左衛門(文久1vs 羽左衛門(大正12
    斧定九郎:3世九蔵(7世團蔵、安政4vs 写真なし
女方
 娘方→八重垣姫:3世田之助(文久1vs 時様
    お光:6世梅幸(明治40vs 勘九郎
 傾城→揚巻:4世福助(5世歌右衛門)vs 菊五郎(昭和52年)
    八橋:4世福助(5世歌右衛門)vs松蔦(昭和12年)
3.
「義経千本桜」
静御前の文楽人形が展示されていた。実際に使われるものより小型ということだが、実際に文楽を見たことのない私は、「えっ、これで小さいの!!」とやや驚いた。そのほか、初音の鼓(海老ちゃんの無邪気な狐が思い出された)、狐の衣裳である毛縫いが目を引いた。
4.
「神霊矢口渡」
源内さんの肖像画、新田大明神絵巻のほか、矢口の渡、新田神社、頓兵衛地蔵堂の写真があった。地蔵堂は、前非を悔いた頓兵衛が義興の冥福を祈って建てたのだそうだ。小道具として、頓兵衛の家の生活用品も展示されている。暗闇の中、この煙草盆につまずいたのかなあなんて思いながら眺めるのも楽しい。義興の霊が放ち頓兵衛の首に刺さった矢は、さっき双眼鏡で見たとおりだった。真ん中がU字型になっていて、そこに首をはめると、ちょうど刺さっているように見えるわけ。
ここに展示されていたお舟の写真におやっと目がとまった。平成3年としか書かれていないのだが、これ、ひょっとして亀ちゃん? うん、この顔、絶対そうだlovely。で、後で調べたら、やっぱり亀ちゃんでした(海老反りしている亀ちゃんの写真がココに。頓兵衛は亀パパです)。まだ15歳。
5.
「歌舞伎の演目」
純歌舞伎:青砥稿花紅彩画、三人吉三
義太夫狂言:奥州安達原(貞任の文楽人形あり。これも実際のものより小さい飾り人形であった)、妹背山女庭訓
歌舞伎舞踊:積恋雪関扉、京鹿子娘道成寺
新歌舞伎:沓水鳥孤城落月、斑雪白骨城(はだれゆきはっこつじょう:初めて聞いた。斑雪をはだれゆきと読むのも初めて知った)、椿説弓張月(大掛かりな舞台で面白そう)
番外(?):江戸時代の歌舞伎解説書
式亭三馬(三津五郎さんですよ)の「戯場訓蒙図彙(しばいきんもうずい)」(初版享和3年、展示品は文化3年の再版本)。これは文化デジタルライブラリーで全文を見ることができる。
三亭春馬の「御狂言楽屋本説」(安政
56年)は宙乗りなどの仕掛けについて絵入りで解説。

もう一つ人気を集めていたのが、バーチャル歌舞伎舞台。バックステージツアーみたいな感覚かしら。タッチパネルで回り舞台、黒御簾、スッポン、奈落などを見学できる。さらに指でドラッグするようにすると、アングルが変わってスゴい(ルーヴルDNPの技術みたい)。奈落なんて実際に見る機会ないから、面白い。
そんなに広くない空間での展示だからあっさりはしているが、少しは歌舞伎に慣れてきた私みたいなのでも、脳の中も整理されるし、たっぷり楽しめた。

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お大事に、段治郎さん

昨夜なにげなく、パルコ劇場のHPにいって驚いた。段治郎さんが8月の二十一世紀歌舞伎組「新・水滸伝」への出演をとりやめたというのだ(ココ)。膝に慢性的な炎症を抱えているらしい。あわてて段治郎さんのHPを見たら、やはり休演のお知らせが出ていた。いつ出た情報なんだろう。全然気付きませんでした。
今月は、「ヤマトタケル」4カ月公演の最後を飾る月。段治郎さんも中日劇場でタケルとタケヒコを熱演してるんでしょう。痛みに耐えながら演じてるんだろうかweep。 体が大きいから膝への負担も大きいのかもしれない。
「新・水滸伝」休演はとても残念だし、症状が心配でもあるけれど、ダメージがひどくならないうちに治療に専念してください。そしてあのスケールの大きな端正な演技をまた存分に見せてくださいねheart04

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2008年6月 4日 (水)

老後は芝居小屋めぐり

今朝、「ズームイン」で秋田県小坂町を見た。エコをテーマとしたコーナーで、使用済み携帯から金を抽出・精製する工場を取材していた。小坂町はかつては鉱山の町。その時のノウハウがあるからこそ、きわめて純度の高い金を再生しているのだそうだ。こうした技術をもっているのは世界で3カ所だけだという(他の2カ所はどこなんだろう、TVでは言っていなかった)。ここにも日本の誇れる技術があるわけだ。
秋田県は母の故郷である。小坂町と母の生まれた町は遠く離れているけれど、秋田というだけで私も郷愁を覚えるし、アンテナがぴくぴく反応する。明治時代に建てられた鉱山事務所はとてもモダンな美しい建物で、中で貸してくれるドレスを着ればきっと鹿鳴館気分。明治100年通りという名の大通りのアカシア並木は白い花が満開。町には何百万本ものアカシアが植えられ、甘い香りが町じゅうに漂っているそうだ(今週末はアカシアまつりがあるって)。青空に映えるアカシアは、北国にもかかわらず南国の明るさを思い出させ、私の好きな光景である。
いいところだなあ、と見ていると、さらに…「この町には康楽館という芝居小屋があるんですよ」という声が。あっ、そうか。そうだそうだ。小坂町は康楽館がある町だったんだ。俄然、<行きたい病>を発症し、熱が上がってきた。この夏、錦之助さんの襲名興行があるんだよなあ。でも、今年は絶対ムリ。何とか熱を鎮めて、老後の楽しみに取っておこう、と言い聞かせる。
そこで思うのが、去年ドタキャンで行きそびれた内子座。松山の町、道後温泉とともに、私の中の憧れは満たされないまま、胸にくすぶっている。同じ四国の金丸座も歌舞伎好きなら一度は行かなくっちゃ。
去年の俳優祭で幻想的な燈籠踊に魅せられた熊本県山鹿市の八千代座も忘れちゃならない。美濃の相生座は猿之助さんがお気に入りの小屋らしい。
日本全国、他にもたくさん芝居小屋があるだろう。老後の楽しみとして、せめてこれらの小屋はまわってみたい。それには健康第一。加齢と健康が正比例するくらい元気なおばあちゃんになろう。

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2008年6月 2日 (月)

亀ちゃんファンはお見逃しなく

本日、「Qさま」、亀ちゃん出演。
ウジー(宇治原史規。私は密かにこう呼んでいる)との対決がみられるのかしら。楽しみです。
と言いながら、今夜はサッカーを飲み屋で見る。したがって、Qさまは録画。

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2008年6月 1日 (日)

五代目朴清さん

昨年9月急逝された望月朴清さんの名跡を長左久さんが継がれるということを531日付東京新聞夕刊で知った。発表されたのは320日だというから、2カ月以上もこのニュースを知らなかったことになる。
五代目朴清になられる長左久さんはまだ49歳。当然お顔は若々しく、古武士のような風情のあった四代目を思うとピンとこないものもある。しかしお父様を早くに亡くされた長左久さんとその双子の兄(!!)太左衛門さんを朴清さんが支えつつ望月流を盛り立ててきたのだと知れば、襲名にあたっての長左久さんの万感の思いは私の胸をも熱くする。
どうしても役者さんに夢中になりがちなのだが、これからは長左久さんにも注目していきたい、とすぐその気になる私であります。
追記:Webに出ていない記事を一つ。玉三郎さんのシネマ歌舞伎「ふるアメリカに袖はぬらさじ」の前売りが東劇とチケット本松竹だけで4000枚と、シネマ歌舞伎史上最多なのだそうだ。もう6作目となるシネマ歌舞伎のうち私は「野田版鼠小僧」と「日高川入相花王」「鷺娘」しか見ていないが(「二人道成寺」を見逃したのがとても残念)、心躍らせるその迫力、臨場感は忘れられない。「ふるアメリカ」は見る機会あるかなあ。

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