カテゴリー「心と体」の記事

2007年11月14日 (水)

ペットで自衛

外出して、いつもイヤだな~と思うことがある。それは、他人の咳を浴びること。私が神経質になるのは、自分が風邪をひいたら父にすぐ感染しちゃうから。電車の中で痰のからんだ咳、あるいは乾いた咳を堂々とされると、瞬間、思わず呼吸を止める。そんなこと気休めにもならないことはわかっている。何十秒も止めていられないんだから、呼吸を再開したときにはウイルス、細菌うようよの空気を羽目になる。

マスクで防げばいいのかもしれないが、自衛策としてのマスクは鬱陶しい。時にハンカチを口に当てたりもするものの、これもいつの間にか手を下ろしてしまっている。

外ではなかなかうがいができない。トイレの水はどうしても抵抗がある(平気で手を洗うくせに、どうして口の中に入れられないんだろう)。

071114petbottle_3 そうだ、ミネラルウォーターだ。そう思いついて、昨日小さなペットボトルを買った。久しぶりに出社した先のトイレでミネラルウォーターを口に含み、がらがらやったときの気持ちよさ。

でも、これ、たとえば歌舞伎座のトイレの行列の前でできるかなあ。そっとやれば大丈夫かな。

ところで、お茶のカテキンは何にでも効きそうだけど、水とお茶ではどちらが効果的なのだろう。

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2007年10月 2日 (火)

ケガは眠い証拠?

私は時々、手の指に大きなケガをする。包丁で親指をざっくり切って病院に行ったこともある。また、訪ねて行った家のドアの蝶番のところになぜか手を置いてしまい、ぎぃ~っとゆっくり閉まる重いドアに中指をはさみ、出血もしたが、内出血のほうが激しく、全治半年というバカなケガをしたこともある。このときは、周囲の忠告を無視して、病院へは行かなかった。そのほか、おろしがね、スライサーで皮膚をむいちゃうなんてことは数知れず。

しかし、思い返してみれば、そういうケガは必ずといっていいほど、睡眠不足の時に起こるのだ。今より若かったときでも、睡眠が足りなければ注意力も散漫になっていた、というわけだ。

最近、こと睡眠に関しては比較的健全な生活を送っていた私だが、昨夜はそのツケがまわり、仕事が間に合わなくなって久々にほぼ徹をやってしまった(ってことは、仕事を間に合わせるには健全な睡眠を貪っていてはダメだってことか。な~んて、屁理屈か)。そして、つい先ほど、大根をスライサーにかけているとき、やってしまった。親指の先端を軽くざっくと。

こういうときに活躍するのが、昔ながらのホルム散。黄色い粉の血止め薬である。即効性があり、浅い傷で出血量だけが多い場合は、これをパッパッとかけ、絆創膏でもしておけば、間もなく血は止まる。今も早速この手当てで、バッチリ止血できた。あとは、抗生物質入りの軟膏を塗っておけば感染も防げるはずだ。当分ずきずきと痛むのは仕方ないだろう。

睡眠不足時のケガは、体をいたわれという警告だと受け止めている。

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2007年9月 5日 (水)

諸痛の根源

月曜日にやっと歯医者に行った。3カ月くらい前から右上一番奥の歯にぽっかり穴があいてしまっていたのだ。はじめのうちは食べ物が詰まってそれを取るのが大変だくらいだったのだが、やがてしくしくと痛み出し、さらに右側を中心として毎日毎日首から上の不快な痛みに悩まされた。口の中は全体が重痛いし、頭痛も常に消えない。10日ほど前からは、痛みのため夜眠れなかったり、痛みで目が覚めたり。眠れないなんてことは私にはあり得ないのに、これは重症だなと自覚した。おまけにそこが気になるからいつも舌でいじっている。機械的刺激で舌癌になるかもしれない。早く医者に行かなくちゃ、とはわかっていたのだけど、いかんせん芝居だサッカーだと、ヒマがない。
それが先日、たまたま奥歯をちゅっと吸ってしまい、あまりの痛みに飛び上がった。いよいよ身体から最後通告が出た、というわけで、重い腰を上げたのである。
レントゲンを撮り、麻酔をかけ、かぶせてあった金属を削り(はじめのうち麻酔の効きが足りなくて、触られるたび少し痛んだが、ガマンできる程度だったので、そのまま治療を受けていたら、そのうち痛まなくなった)、落ち着いたところで舌で触ってみると、ありゃりゃ、当の奥歯は周囲しかないじゃないの。なんだかショゲてしまった。その後、ガリガリガリガリと歯の汚れを取ってもらい、仮の詰め物をして、この日の治療は終わった。

用心のため痛み止めをもらったが、それを服用することもなくすんだ。そして1日たつと痛みは完全に消え去り、あの不快な首から上の重苦しさもなくなっている。そうか、やっぱり諸痛の根源はあの神経が剥き出しになった奥歯だったんだな。あと数カ月放置しておいたら抜かなくちゃならなかった、と言われたが、身体ってそうなる前にちゃんとサインを送ってくれるものなんだな。自分の身体はいたわらなくちゃ、ね。
おまけ:歯医者に行ったのは2年ぶりくらいだろうか。前に診てくれていた医師が退職して新しい医師に代わったと最近聞いて、それも行き渋っていた原因の一つである。と言って他の歯科医院に替えるのもためらわれる。結局私のカルテがあること、それからこれがけっこう大事なポイントなのだが、撮影したレントゲン写真をパソコンに取り込んで患者に見せ、病状と治療方針を説明してくれることを理由に、再びその歯科を選んだ。
ちなみに、日本の歯科って、コンビニの数より多い(!!)と、聞いたことがある。

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2007年8月20日 (月)

気は病から

ここ数日、ひどく体調が悪かった。と言いながらあちこち出歩いているから信憑性が薄いように思われそうだが(不思議なことに亀ちゃんのイベントの間は全然気にならなかった)、首から上の右側全体がひどく痛み、気分が悪いことこの上ない。集中力はなくなるし、横になりたくても普段のツケで溜まった仕事をこなさなくてはならないし、二酸化炭素の雲に覆われたような脳にムチ打って、なんとかとりあえずの締め切りには間に合った。
今回はとくに歯と頭の痛みがひどく、右の奥歯に穴があいていてこの前いじったから感染を起こして細菌が脳にまでいったのではないかとか、去年顔面骨折した後遺症で血腫が脳を圧迫し、そこから歯に痛みがいっているのではないかとか、こわいことばかり考えた。もし大きな病気だとしても、年老いた親が生きているうちは死ねない、その一念だけで生き続けなければ、なんて覚悟もした。
今朝、起きたら痛みが軽減している。昨夜まではすぐにでも医者に行こうと決めていたのに現金なことだ、盆休み明けの医者は混むに決まっているし、もうちょっと様子をみよ~っと。
病は気から、と言うが、私の場合、気は病からだな。そういえば、100歳まで生きると常々宣言している父も、健康を害した途端気弱になって、明日にも死にそうなことを言う。そして回復すればまた100歳を目指す。親子揃って、気は病からだ。
ところで、一番耐え難い痛みってどこの痛みだろう。頭痛?腹痛?腰痛?歯痛? どこと言うよりは、とにかく痛いときの痛みが耐えられない痛みなんだろうな。

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2007年7月23日 (月)

日課:ビリーズブートキャンプ実践篇

ワン、トゥー、スリー、フォー…、これ、私の最近の日課である。ふっふ、私も今はやりのブートキャンプ隊員なのである。入隊は2カ月ほど前。と言っても一時除隊していたから実質的には隊員になって約1カ月半というところか。
基礎編:何しろ初回は筋肉痛に悩まされた。意気込んで始めたはいいけれど、20分くらいのところで動きについていけなくなって「今日はここまで」と、切り上げた。そうしたら翌日体じゅうの筋肉が悲鳴をあげているではないか。とくに太ももは、歩くことさえつらい。だいたい、普段ろくすっぽ体を動かすこともないヤツがいきなりこんな激しい運動を始めたんだから当然の報いだろう。この痛みは1週間続いた。これにビビり諦めかけていた私を奮い立たせたのは、自分の体型のあまりの醜さ。これじゃいかん、何とかせねば…全盛期の体型を目指せ!! とはいかないまでも、3分の2盛期くらいまでは脂肪分を減らそうじゃないの。
再チャレンジは、やはり20分でダウン。動きが早くてついていけなくなるし、筋肉にもすぐ疲労物質がたまってくる。しかし、思いもかけず再び筋肉痛になることはなかった。そこで2日目、3日目と少しずつ時間を延ばし、5日目くらいには1時間弱のメニューにとにかくついていくことに成功。その後は、その日の体調に応じて、30分でやめたり全メニューやったり、時には休んだり。でも休みは絶対2日続けない。それをやったらそこで中断してしまいそうな気がして、コワイ。だいたいアメリカのレシピでは1日おき、30日で効果が出るということになっているらしいから1日の休養まではOK。でも日本人はせっかちだから1週間で効果を求めるのだそうだ(私も日本人だし人一倍せっかちだから、わかるわかる)。

応用編:基礎編を1週間くらい続けたところで、ためしにいってみた。これはキツい。最初は楽勝じゃん、なんてつぶやいていたら、だんだんハンパじゃなくなってきた。ビリーも言ってるけど、最初の20分はけっこう楽なんである。で、私は1時間弱の全コースを3つに分け、とにかく20分は必ずやる。次の20分は時計を見ながら、耐える。25分経過、30分経過っていうように耐えているうちに40分経過する。ここまできたら、やめるのはもったいない。最後までいっちゃえ~ってことになる。途中できなくてこっそりパスするメニューもある(腹筋のところはキツ過ぎる。それから腕立て伏せは、膝をついて行う--それでもかなりきつい)が、こうやって一応約1時間、続けられるようになった。
腹筋プログラム:これは30分のプログラムで基礎編や応用編にもある腹筋だけを取り出したもの。しかし床に寝て肩と首をあげたまま脚を上下させたり開閉させたりするのは、とてもじゃないがついてはいけない(肩を上げていないと腹筋には効かないんだって)。腹筋がどうこう言う前に首の筋肉が耐え切れなくなってしまうのだ。それに、私の脚ってなんて重いんだ!! 自重の現実に挫けてしまう。
最終プログラム:まだやったことはない。

さて、私には大きな弱点が
2つある (--,)1つは左右がとっさにわからないこと、そしてもう1つはパンチに足の動きがつく運動は脳の命令系統が混乱して、多分皆と違う動きをしているらしいこと。左右がわからないのは子供のときからのことで、未だにお箸を持つのが右手、と脳で一段階いれることさえある。だからTV画面と向き合うと「右から」と言われても動きを真似できないので、常に画面と同じ側、つまり実際とは反対方向で動いている。

手脚同時運動は、両手両足で同じ動きをする分には問題ない。それぞれが別の動きをとるときに、私の脳は大混乱する。画面の動きが早いからちょっとまごまごしていると置いていかれちゃう。これって、すなわち運動神経鈍いってことか(恥っ)。
しかしおかしなことに、体を動かすのはあまり好きでない私なのに、応用編をやり始めたら、そっちのほうが面白くなってしまって、時々基礎編に立ち返ってはみるけれど、物足りなさが残る(そんな生意気言っていいのかぁ)。腹筋もやりがいはあるが、面白さという点では応用編にはかなわない(別に面白さを追求したプログラムではないのだろうけれど、面白いほうが長続きするってものでしょう)。あんまり楽しくって、昔駅でゴルフのスイングをやってるサラリーマンがよくいたけど、今の私はそういう人よろしく、電車待ちの間に足を開き腰を落として、ブートキャンプエクササイズをふっとやりそうになる。

と、このブートキャンプレポをブログにアップしようと思っていた矢先、少し体調を崩し、5日ほど休んでしまった。休むと、リバウンドがきそうで怖くて、昨日恐る恐る応用編で再開してみた。すると、今まで出来なかったメニューにもずいぶんついていけるようになっていたし、とりわけ首の筋肉が強くなっていて、これまでよりずっと長い間持ち上げていることができた。うん、明らかに効果が出ているじゃない。これは嬉しい。嬉しい勢いで、今日もしっかり応用編をやった。

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2007年5月15日 (火)

いやじゃいやじゃ

ここのところ、実によく食べる。これまで摂らなかった朝食も、食パン1枚程度だがジャムだなんだとつけて食べるし、間食もするし、夕飯も1.5人前くらい平気で食べてしまうし、食べれば眠いし、ああこのままでは大変なことになると恐怖を覚えてきた。そこで、昨日、たまった録画の整理をしながら、せっせと腹筋や脚の運動に励んだ。そうしたら今日は1日腹筋と太ももが痛くて、身体に力が入らない。継続して運動しようという意欲も削がれた。あるいは、筋肉痛が翌々日でなくて翌日に現れたことを喜ぶべきなのだろうか。いずれにしても、こうしてだんだん・・・ああ、いやじゃいやじゃ。

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2007年4月14日 (土)

笑って笑って

たまたま皮膚癌の記事を読んだ、何十年も前に負ったヤケドや、子供の時に受けた放射線治療がもとで皮膚癌を発症することがあるのだそうだ。

実は、私は、小学生時代、扁桃腺に放射線照射を受けている。当時は、扁桃腺、アデノイドというのが子供に多く、私もご多聞に漏れずそれにかかってしまったのだ。太~い注射を喉にして麻酔をかけ、手術をすることを聞いていた。そうやって治したクラスメートもいた。それは私にとっては大変な恐怖で、喉にそんな太い注射をするくらいなら、扁桃腺が治らなくてもいいとさえ思っていた。ところが放射線で散らす方法もあることを知り、私はそれに飛びついた。今ならそっちのほうが怖くて敢えて注射を受け入れるかもしれない(やっぱり、それもコワい)が、当時は救われた思いがしたものだ。それで、毎週末学校が終わると病院に通って放射線照射を受けたのである。

え~っ、そんな子供時代のX線が癌の原因になるのぉ~?! しかも皮膚癌って、目に見える分悲惨な気がする。

そうだ、癌は免疫性に関連する。笑いが免疫性を高め、ひいては癌を治すという説がある。私はそれを信じている。だから、できるだけストレスをなくし、笑って笑って生活しよう。

なんてことを考えていたら、昨日乗ったタクシーの運転手さんが話好きで、自分の癌体験を滔々と聞かせてくれた。去年、睫毛のところに癌ができたのだそうだ。皮膚癌である。はじめはものもらいかと思ったけれど、癌だとわかり、その部分を1cm四方くらい切ったんだって。もちろん、現在こうしてタクシーを運転していられるのだから、幸いにも眼の機能に影響はなかったのだろう。この運転手さんはとても明るく積極的で、そういう姿勢も癌に打ち克つ要因の一つだったのかもしれない。

やっぱり、♪明るく~明るく~(相当古いね、なんの歌だかわかりますか)、♪笑って~笑って~(これも古い。大好きなアニメの主題歌のごくごく一部)だね。

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2006年12月30日 (土)

ありがとう! 異常なし

この冬は、一度も冬のコート(いわゆるオーバー)を着ていない。一度、サッカーのクラブワールドカップ観戦の時にダウンのコートを着たけれど、普通の外出はブレザーか綿のコートですんでいた。暖冬とはいえ、周囲を見れば、ちゃんとそれなりの服装をしている。だから、私はずっと自分の皮下脂肪が厚くなったせいだと思い込んでいた。

ところが、今日のこの寒さ。ストーブの前から離れられない。ちょっと外へ出れば、芯から冷えてしまう。あまりの寒さに、皮下脂肪そんなに厚くなっていなかったのかぁ、とちょっと嬉しくなった。

そんなところへ、先日の人間ドックの結果が送られてきた。日常生活に支障のない異常(ランクB)というのが45つと、6カ月後に再検査という異常(ランクC)が1つあったけれど、全体としてほぼ異常なし。ランクBの中に身体測定という項目があった。そして注意として「標準体重に近づけましょう」と書いてある。皮下脂肪の心配をしていた私は「えっ、やっぱり太りすぎ?」と又ガクっとしたのだが、よくみると、標準体重は遙か上の数字だった。あ~よかった。

細かく数値を見ていくと、どこが異常なの?って言いたいくらい、実に見事に正常範囲に収まっている。

心配していた脳ドックの結果も異常なかった。一緒に送られてきたMRIの画像は、正常例の写真と見比べたところで素人にはよくわからないが、梗塞や萎縮はなさそうである(だとすると、転倒以来ずっと気になっている右側頭部から顔面への違和感は何なんだということになるけれど……)。

ご心配くださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで、ほとんど完璧に健康体であるという結果が出て、さあ、これで来年も元気に歌舞伎が観られるぞ、と張り切っています。

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2006年12月 9日 (土)

閉所恐怖症予備軍?--人間ドックその3

これまでを振り返ると、とくに必死になって早い順番を取る必要もなかったことになる。医師の面談も順番だから、私は1番でできた(私より早く来た人は、面談なしのコースだったらしい)けれど、その後の脳ドックまで又1時間くらい待ったし、帳尻をみると、早いメリットはない。

ともかく居眠りしている間に予約の14時が来て、MRIのある部屋の前へ。1人に1520分かかるようで、けっこう待たされた。その間に注意事項を読む。要するに、磁気に反応するようなものを身に着けていたらはずせ、ってこと。あるいは、ペースメーカーとかインプラントなどの入っている人はできないとか。そうそう、面白いことに、パンフレットに「閉所恐怖症の人はできません」って書いてあった。私は閉所恐怖症じゃないとは思うけど、ちょっと不安になる。

そういえば、TVの「スパイ大作戦」の最初のほうのシリーズに出ていた女スパイのシナモン(バーバラ・ベイン)。いつも冷静で知的な彼女が一度だけ恐怖に乱れたのを見たことがある。彼女、閉所恐怖症だったのだ。狭い所に閉じ込められて、パニックになっていた。「スパイ大作戦」のことだから、てっきり敵を欺くためのシナモンの演技だと思っていたら、本当に彼女の唯一の弱点だったのだ。

閑話休題。さて、順番になり、金属の付いた衣類は脱ぎ、検査着に着替えていよいよMRIだ。紙製のキャップと発泡スチロールの小さな耳栓を渡される。キャップの中に髪をまとめ、耳栓をして台に横たわる。写真を撮るときにかなりの大音響となるので耳栓をするのだが、うまく入らなかったのか、技師の声がよく聞こえる。鐘の中に入ったまま鐘を撞かれたみたいに響いたら鼓膜が破れちゃうんじゃないかと、とても心配になった。でも、もう頭も固定されちゃったし、どうやらトンネルにも入ったみたいだし、入れ直すわけにはいかない。機械が動く音がするので、何かが起きてはいるらしいのだが、いつトンネルに入ったのか気付かなかった。トンネルと言っても、仰向けになった顔の前に手すりのようなものと白い屋根のようなものが見えるだけ。圧迫感も閉塞感もなく、実感が湧かない。しかし音の脅威はこれからだ。

覚悟して待ったが、鼓膜にダメージを与えるような音ではなかった。前の人がやっているとき、廊下に聞こえてきた程度の強さだ。で、それはそれで安心したのだが、今度は、「本当に私、何も金属をつけていないだろうなあ」と不安になる。そしてそれとはまた異なる、何だかよくわからない不安までが頭をもたげてきた。トンネルの実感がないくせに、意識だけが一人歩きをし、閉じ込められたという感覚から、出られなくなったらどうしようという想像が働き、気持ちが不安定になったのかもしれない。あるいはパンフレットの暗示にかかったか(これが閉所恐怖症なのか? だとしたら、私も閉所恐怖症予備軍?)。目をつぶってじっとしているように言われていたので、不安を感じながらも、やがて睡魔に負け、気がついたら終っていた。もうちょっと色々観察しようと思っていたのに、ここでも進行がテキパキして、機械をよく見る間もなく退室。そして今日のドックはすべて終わり。

0512241 結果は23週後に郵送されてくるが、午前の検査で数値の出たものは、先ほどの医師の面談時に異常なしとのお墨付きをもらっている。数値というのは必ずしも信頼がおけるわけではないと思うけれど、ひとつだけCRP値が高いことから、「風邪ひいてますか?」と言い当てられたのには感心した。確かにここのところ風邪気味なのだ。それが明確に数値に表れている。面白いものだ。

これで、本日の初体験物語は終わり。あとはバリウムさえ出てくれたら、スッキリというところである(こんな終り方で失礼)。

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2006年12月 8日 (金)

健康なればこそ検査も楽し--人間ドックその2

さて、本日のメインエベント(と、私が勝手に決めた)は、腹部および乳腺超音波検査。腹部の画像は、仕事の関係でよく目にするものだから(もちろん素人だから、見たところで何が何やらさっぱりわからないけど)、実際に体験できるのは大いに嬉しい。お腹と胸にゼリーをたくさん塗って、プローブという小さめのリモコンみたいな形をした探触子を、はじめ腹部、それが終ると胸部に当てる。プローブは色々な角度からすべらせて、肝臓、胆嚢、腎臓などを丁寧に観察する。ベッドに横たわった私からも画像が見える。でも、仕事で見る画像より、もっとわからない(当たり前だけどね)。こっちは寝ているだけだし、自分の内臓の反射波画像は見えるし、楽しい検査だったわ~。だけど、終了後が意外と大変。ゼリーを拭き取らなくてはならないのだ。量が多いからなかなか落ちない。それを何とかきれいにして、次の検査へ。

うわあ、次はバリウムかあ。これ、超苦手なのよね。ン十年前、まだ中学生だった私は腹痛が治まらなくて、検査を受けたのだが、病院ではどうしても飲みきれず、自宅に持ち帰って飲まされたことがあるのだ。それでもなかなか飲めず、ギリギリセーフの分量で許してもらった。結果は慢性虫垂炎。中2の夏休み、林間学校だったか臨海学校だったかを犠牲にして手術を受けた。それ以来、バリウムは×という情報が脳にインプットされ、胃の検査だけは受けたくないなあといつも思っていた。それでも、中2のその時からこれまでに多分2回ほど飲んだことがある。バリウムも段々改善されて飲みやすくなっていると言われながら、私にとってはまったく同じだった。ところが、今日のバリウムはこれまでのものと違って、かなりネットリ感がなく、味も悪くなかった。決しておいしいとは思わないけれど、一気に飲むこともできた。だけど、胃の検査は、けっこう台の上で動かされる。やれ、右向け、左向け、右回りで回転しろ、左回りで回転しろ、等々、忙しい。あんまり忙しいから、一度左右を間違えて注意された(子供の頃から左右って苦手で、未だにワンクッション置かないとわからんのです)。

06010118 その後は心電図、聴力検査、体脂肪測定、肺機能検査、眼圧測定で終了。聴力検査は、ヘッドホンの中から、微かな機械音が聞こえてくる。聞こえた瞬間と、聞こえなくなったときに手元のボタンを押す。ところが、このとき、バリウムの入ったお腹がグルグル言い出して、機械音のジャマをするのよね。で、聴力に影響するんじゃないかと心配したけど、大丈夫だった。肺機能は、洗濯挟みみたいなもので鼻をつままれ、筒を口に咥え、外に息が漏れないようにして、その筒に向かって息を吐く。この、外に漏れないようにするというのが難しいらしいんだけど、何とか無事にこなせました。

終了したところで時間を見たら、何とまだ10時半前。スタッフの手際がよくて、非常に流れがスムーズだったし、ドックにもコースがいくつかあり、全員が全員私のような検査をするわけではない。私は午後もあるので、その時点で食事。ええ~っ、まだお昼まで1時間半もあるうえに、バリウムたっぷりで全然お腹すいてないよ~、と思ったけど、考えてみたら、昨夜21時以降は食事を摂ってはいけなかったのだから、本来なら空腹なはずなのだろう。せっかくだから、と無理に食べ始めたら、意外にもおいしくて、全部頂いてしまった(バリウムを体外に出すために、食前に下剤を飲んだが、まったく効果なし。その後、もう1度飲んだが、これも効果なし。バリウムというのは後始末が実に厄介である。これじゃ、食事+バリウムでその分の体重倍増じゃん…)。

食後は12時半の医師の面談まで何もすることがない。私は仕事をもっていったけど、寝不足と食後だもの、気が付けばコックリコックリ。恥ずかしいくらい居眠りしてしまいました。 「ドックその3」へ続く。

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