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2007年3月13日 (火)

全員無事でよかった!!

たまたまつけたTVで高知空港からの中継映像が流れていた。すわ事故か?と思って見ると、前輪が出なくなった全日空機が後輪だけで着陸しようとするところだった。先月の博多に続き、今月もあと10日もたたないうちに機上の人となる身には関心をもたざるを得ない。ついつい画面に釘付けになった。

前輪が出ないというのは、パイロットにとって想定内のことだそうだが、大阪空港を810分に離陸し、850分高知着陸予定の便がそういう状態で2時間も上空を旋回していた、その間の乗客の不安と恐怖を思うと、身につまされる。

この飛行機は双発のプロペラ機(ボンバルディアDHC8)で、乗客56人、乗員4人。1025分頃、一度着陸のトライをしたそうだ。その様子を録画で見たが、後輪で着地したあと、す~っと再上昇していった。このトライは、後輪が着地した衝撃で前輪が出るかもしれないという期待をもったものだった、ということだ。

そして残っている燃料を使い終わり(ただし、2回目の着陸が失敗したときのことを考慮して、少しは残しておくらしい)自重で降下できるようになった1054分頃、飛行機は無事着陸した。まず後輪で着地し、機体はできるだけ水平を保ったまま滑走を続け(衝撃をやわらげるため)、やがて自重で機首を垂れ、機首が地面をこすり火花を散らしながら飛行機は止まった。専門家の話を聞いて、ふ~ん、なるほど、トライの理由はそういうことなのかあ、自重で降下・接地させるようにするのかあ、胴体着陸と後輪のみの着陸は違うのかあ(→あとでニュースを見たら、胴体着陸と言っていた。私の聞き間違いだったか)とか、そういう方面の知識のまったくない私は、大事故にならないようにと願ういっぽうで、不謹慎ながらかなり関心をそそられた(全員無事であった今だからこそ言えることだが)。

やや火花だか煙だかが見えたので火災を心配したが、すぐに機体に対する放水が始まり、11時過ぎ、乗客は全員無事降りた。2回目の着陸の前、滑走路には約500mにわたって消火剤らしきものが撒布され、また消防車や救急車の待機など、火災予防に関して万全の措置がとられていたようだ。

乗客・乗員にケガがなかったのが何よりだ(パイロットが上手だったのだろう)が、私は着陸の瞬間が好きでないので、TV画面を見ながらドキドキしてしまった。飛行機に乗ると最初に万一の時のための注意事項が客室乗務員から伝えられる。慣れてくると、ついカッコつけていい加減にしか聞かない。それでいながら、脱出用のシュートなんか、私怖くて滑れるかしら、なんていう不安にも駆られるし、いざというときは荷物は捨てていかなくちゃいけないんだよなあ、それはキツイなあ、などと暢気な不満ももつ。でも、実際着陸で機体がボンと跳ねたような感触を受けると、ちょっといや~な気持ちになる。静かな着陸って、なかなかないのだ(この前の博多往復はともに着陸はスムーズだった)。

だいたい、あんな重いものが空を飛ぶなんて信じられないと言いながら、でも私、飛行機はけっこう好きなんである。

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