見ました3月:2011
3月の「見ました」は以下の通り。3月11日の大地震のため観劇意欲が失われるとは思いもかけなかった。中止になった公演もあり、寂しい観劇ライフとなった。また予定していた映画鑑賞もすべて取りやめた。休演やキャンセルによる払い戻し金はすべて災害寄付金として日赤に送った。
観劇
2日 11:00 三月花形歌舞伎昼の部初日(新橋演舞場)3F4列48番
「恩讐の彼方に」に大感激。松緑の悔恨、染五郎の若い一途さ、菊之助の極悪非道の魅力。
5日 12:30 「絵本合法衢」初日(国立劇場)1F2列24番
実に面白かった。仁左衛門の悪の華がめちゃめちゃ素敵。時蔵とのコンビは美しく絵になる。吉弥が好演。
15日 12:30「絵本合法衢」(国立劇場)2F7列40番
さすがの面白い歌舞伎でもほとんど地震直後とあり、行く気が湧かない。それでも迷っていたら早々と中止が決まり、助かった気分。
17日 13:30 「日本人のへそ」昼の部(シアターコクーン)1FN列12番
井上ひさし追悼ファイナル公演だったし、主人公が東北出身ということもあって、見なくっちゃとは思うものの、どうしても気分がのらずキャンセル。払い戻してもらったのは申し訳なかった。
21日 16:40 三月大歌舞伎夜の部(新橋演舞場)3F4列48番
地震後初観劇。放射線汚染の恐れのある雨の中「浮舟」だけの観劇にした。吉右衛門のセリフの入らなさ、集中力のなさが気になった。
27日 12:30「絵本合法衢」(国立劇場)1F1列33番
千穐楽は楽しみにしていたのだが、幻となってしまった。たった1週間の公演、いつか同じ配役で再演してほしい。
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