見ました3月
3月の「見ました」は以下の通り。おとなしかった2月の反動か、怒涛の3月であった。歌舞伎はこれまで取ったことのない席で見たりもした。それぞれ悪くない。J開幕だが、レッズの状態があまりにひどく、今年はチケットを買っていない。
観劇
2日 11:00 御名残三月大歌舞伎第一部初日(歌舞伎座)1F5列花道脇
大らかな「加茂堤」、気持ちよさそうな玉三郎の「女暫」。でも、なんてったって「楼門五三桐」。
6日 16:30 「染模様恩愛御書」初日(日生劇場)2FA列センター
大阪初演ほどの感動なし。春猿さんの腰元あざみが大阪より感情移入しやすくなっていた。
8日 12:00 通し狂言「金門五山桐」(国立劇場大劇場)3F9列上手側
話がよくわからず、せっかくの通しなのに残念。役者も地味で、歌舞伎座の五右衛門と比べられて気の毒だが、みんな頑張ってはいた。
10日 13:30 「上海バンスキング」(シアターコクーン)中二階ML列後方
芝居も楽しく、終演後のロビーのミニコンサートも盛り上がった。笹野高史、串田和美等の楽器演奏に感心。
12日 14:30 御名残三月大歌舞伎第二部(歌舞伎座)1F3列下手寄り
初めて見る「筆法伝授」、面白かった。もっと上演すればいいのに。「弁天小僧」はニンじゃないと思っていた吉右衛門の南郷力丸が素晴らしくよかった。
12日 18:00 御名残三月大歌舞伎第三部(歌舞伎座)3F1列下手寄り
「道明寺」の仁左衛門の有り難さ。玉三郎のリアルな覚寿。秀太郎の立田の前の哀れさ。
13日 13:00 「変身」(ル テアトル銀座)1F5列上手
森山未來の身体能力の高さに感心。現代の閉塞的な状況に通じるものがある。
15日 11:00 御名残三月大歌舞伎第一部(歌舞伎座)3F2列上手寄り
古代ロマンへの思いが掻き立てられる「加茂堤」、二度見ても見事な「楼門五三桐」、時蔵で見たい「女暫」。
17日 13:00 「染模様恩愛御書」(日生劇場)2FA列センター
座席は初日とまったく同じ。だが芝居は初日と違って感動、興奮した。
18日 13:00 「ヘンリー6世」(さいたま芸術劇場大ホール)1FLB列後方
長かった。どろどろで、みんなががなり合ってくたびれた。役者個人個人はよい。
26日 13:00 「染模様恩愛御書」千穐楽(日生劇場)1FXB列センター
染五郎さん大サービスの千穐楽。火の粉を浴びた。楽しさ、感動、興奮、終わるのが寂しかった。
28日 14:30 御名残三月大歌舞伎第二部(歌舞伎座)1F10列センター
厳粛な気持ちで見た「筆法伝授」。弁天は何度見ても良い。
28日 18:00 御名残三月大歌舞伎第三部(歌舞伎座)1F4列花道脇
苅屋姫と別れて花道を引っ込む菅丞相。仁左衛門の頬に涙が伝い落ち、こちらも泣いた。前回寝てしまった「石橋」はなかなか面白かった。富十郎のうまさをあらためて認識した。
30日 12:30 「薔薇とサムライ」(赤坂ACTシアター)1FI列下手寄り
文句なく楽しかった。天海祐希がとにかくかっこいい。浦井健治クンがかわいかった。大音響のロックも素敵。
映画
23日 ライアーゲーム(MOVIX川口)
松田翔太=秋山深一がTV以上に素敵。結末がわかっていてももう一度見たい。
23日 NINE(MOVIX川口)
「ライアーゲーム」とハシゴしたのが敗因。眠くて、3分の1は寝てしまった。したがってpart2には感想を載せていない。マリオン・コティヤールとソフィア・ローレン、ジュディ・ディンチが素晴らしい。フランスでは酷評されたらしいが、娘は面白かったと言い、勧められたのであった。リベンジしたいが、日程が無理かも。
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