見ました11月
11月の「見ました」は以下の通り。はじめは10月に比べぐっとおとなしいものだったが、結果として同じになってしまった…。しかし最後にきて体調をくずし、キャラメルを見ることができなかったのと、江戸博の浮世絵を逃したのが残念。
観劇
1日 11:00 花形歌舞伎昼の部(新橋演舞場)
通しで見る「伊勢音頭恋寝刃」。前半はほとんどコメディー。後半は美しい殺戮とでも言ったらいいのか。
7日 11:00 法界坊NYバージョン(平成中村座)
勘三郎さんの英語のセリフ、お見事。カーテンコールはスタンディングオベーション。
11日 11:00 顔見世大歌舞伎昼の部(歌舞伎座)
時様の美しさ、仁左様の恐ろしさ。自分が斬られているような刀の痛さ。
14日 16:00 花形歌舞伎夜の部(新橋演舞場)
31歳最年少政岡の菊之助さん、誰の真似でもない、菊之助としての堂々たる忠義の乳母。子役ちゃんがあまりに可愛らしくうまく、涙涙。海老蔵さんの弾正のオーラ、すごすぎる。
16日 11:30 江戸宵闇妖鉤爪(国立劇場)
乱歩をはじめて歌舞伎にした作品。テンポよく、幸四郎の存在感が光った。ケレンもたっぷり、楽しめた。
17日 11:00 花形歌舞伎昼の部(新橋演舞場)
再見。妖刀に魅入られたように人を斬っていく海老ちゃんの美しさ。こちらも魅入られた。
19日 12:30 表裏源内蛙合戦(シアターコクーン)
エネルギッシュに源内の生涯を描いていく。裏源内の勝村政信がよかった。音楽が楽しい。
20日 16:00 花形歌舞伎夜の部(新橋演舞場)
再見。舞台が半分以上も見えなかったが、スッポンからの仁木弾正の登場と花道の引っ込みをたっぷり楽しめたからOK。
21日 11:00 顔見世大歌舞伎昼の部(歌舞伎座)
再見。3階左側からなので花道は全然見えなかったものの、前回、なんとなくくすぶっていたものがすっきり燃焼。
22日 14:00 獅子虎傳阿吽堂番外編(世田谷パブリックシアター)トーク、歌舞伎の立ち回り、舞踊と盛りだくさん。予定の時間を30分以上もオーバーしたのに、あっという間に終わった感じ。
25日 16:30 顔見世大歌舞伎夜の部(歌舞伎座)
仁左様の松王、藤十郎さんの千代に大泣きした。時様の八重桐、大らかできりりと美しく、素晴らしい追善になったと思う。船弁慶は自分としてはかなり前進。
29日 14:00 キャラメルボックス(サンシャイン劇場)
風邪のためチケットむだにしてしまった。
落語
3日 13:30 落語版源氏物語「末摘花」(博品館劇場)
枕のほうが本編より長い創作落語。歌之介さんの大熱演にほろっとしたり大笑いしたり。楽しかった。
観戦
23日 13:00 浦和レッズ対清水エスパルス(埼玉スタジアム)
ワケのわからん布陣、3日間の秘密練習で一度もやらなかった戦術(? 戦術なんてあったのか?)。勝てるワケがない。バカントク解任のきっかけとなる試合。ある意味めでたい。
映画
30日 13:30 シネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(川口SKIPシティ)
いつもながら臨場感溢れる画面に、舞台の感動が甦った。亀遊の哀れ、お園の孤独としたたかさが胸に迫る。
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