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2008年6月 4日 (水)

老後は芝居小屋めぐり

今朝、「ズームイン」で秋田県小坂町を見た。エコをテーマとしたコーナーで、使用済み携帯から金を抽出・精製する工場を取材していた。小坂町はかつては鉱山の町。その時のノウハウがあるからこそ、きわめて純度の高い金を再生しているのだそうだ。こうした技術をもっているのは世界で3カ所だけだという(他の2カ所はどこなんだろう、TVでは言っていなかった)。ここにも日本の誇れる技術があるわけだ。
秋田県は母の故郷である。小坂町と母の生まれた町は遠く離れているけれど、秋田というだけで私も郷愁を覚えるし、アンテナがぴくぴく反応する。明治時代に建てられた鉱山事務所はとてもモダンな美しい建物で、中で貸してくれるドレスを着ればきっと鹿鳴館気分。明治100年通りという名の大通りのアカシア並木は白い花が満開。町には何百万本ものアカシアが植えられ、甘い香りが町じゅうに漂っているそうだ(今週末はアカシアまつりがあるって)。青空に映えるアカシアは、北国にもかかわらず南国の明るさを思い出させ、私の好きな光景である。
いいところだなあ、と見ていると、さらに…「この町には康楽館という芝居小屋があるんですよ」という声が。あっ、そうか。そうだそうだ。小坂町は康楽館がある町だったんだ。俄然、<行きたい病>を発症し、熱が上がってきた。この夏、錦之助さんの襲名興行があるんだよなあ。でも、今年は絶対ムリ。何とか熱を鎮めて、老後の楽しみに取っておこう、と言い聞かせる。
そこで思うのが、去年ドタキャンで行きそびれた内子座。松山の町、道後温泉とともに、私の中の憧れは満たされないまま、胸にくすぶっている。同じ四国の金丸座も歌舞伎好きなら一度は行かなくっちゃ。
去年の俳優祭で幻想的な燈籠踊に魅せられた熊本県山鹿市の八千代座も忘れちゃならない。美濃の相生座は猿之助さんがお気に入りの小屋らしい。
日本全国、他にもたくさん芝居小屋があるだろう。老後の楽しみとして、せめてこれらの小屋はまわってみたい。それには健康第一。加齢と健康が正比例するくらい元気なおばあちゃんになろう。

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コメント

福岡県の飯塚市にある嘉穂劇場忘れないでくださいよっつうの

投稿: 舞台研究会より | 2008年9月11日 (木) 14時32分

舞台研究会様
大変失礼いたしました。正直に申し上げて、嘉穂劇場のことは存じ上げませんでした。ホント、申し訳ありません。
11月には三津五郎さんの巡業があるんですね。
アクセスも比較的よさそうですし、おかげさまにてこのたび、老後の楽しみを一つ増やすことができました ありがとうございます。

投稿: SwingingFujisan | 2008年9月11日 (木) 22時44分

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