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2007年8月10日 (金)

ベリブ:パリの貸自転車

10日ほど前、パリに貸自転車があるという新聞記事を見た。え~っ、3月に行った時気付かなかったよ~。と思ったら、71日から始まったんだそうだ。
0708016 フランスの自転車といえば、ツール・ド・フランスがすぐに頭に浮かぶが、交通手段としての自転車利用はそれほど多くないらしい。既にフランスの他の地域でも導入されているこの24時間利用可能セルフサービス式貸自転車は、渋滞や環境汚染対策の一つとして、また運動不足解消という副次効果としても、少なくとも官 のほうからは期待されているようだ。というのも、駐輪ステーションは現在市内に750カ所あり(年内に1450カ所に増やす予定だということだけど、今でもけっこうよく見かけるそう0708011_2 だ)、ユーザーはそこで借り出し、返却するシステムなのだが、意外と利用しづらいという不満が民側にはあるようなのだ。
たとえば、登録料が高い(事前登録制になっている)、30分ごとにかかる利用料が高い、車体が重い、といったような不便さらしい。新聞記事によれば、登録料は1年、1週間、1日の3タイプがあって、1日タイプなら観光客も利用できる。利用料は最初の30分は無料で、次の30分は1ユーロ、その次の30分は2ユーロ、また次の30分は4ユーロと加算される。したがって1時間15分借りた場合、登録料プラス3ユーロの利用料を支払うことになる。ただし、30分以内なら何回利用しても無料。
0708015_2 ということで、なんとか無料で利用しようとする市民たちは、30分以内にどこかのステーションに返却して乗り換えなくてはならない。しかも、その見つけたステーションが満車だったりすると、1回そこで、ピッとやって、また別のステーションを10分以内に見つけないといけない。1ユーロくらい払えばいいじゃん、と思わないのがパリっ子たちの心意気なのかな?(パリはとくに学生や若者にとっては交通費が安いから) 
0708014_2 元々30分ごとに料金設定をしたのは、1人が長時間利用できないようにするためで、「出来るだけ多くの人に利用してもらいたい。長時間の借りっ放しを防ぎたい」ということらしい。ってことは、安く長く利用したい民との間に大きなギャップがあるってことですな。車体も少なくとも20kgはあるそうで、これなどは盗難防止策ってところだろう。
ちなみにこのシステム、velo(自転車)とliberte(自由)を組み合わせてvelibと名づけられているとか。自由には代償が必要だ……。

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コメント

官の皆さんも実際に利用してみると、民の側の不満が理解できるかもしれませんね。
今の日本にも同じようなことが言えるかも・・・
貸自転車というと日本では観光地で見かけますね。愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」瀬戸内の美しい風景を眺めながらのサイクリングはお勧めです。

投稿: doremi | 2007年8月10日 (金) 21時04分

doremi様
そうですね、なにごとも実践してみないとわからないのだと、自分への戒めもこめてそう思います。
貸自転車は、「三丁目の夕日」時代、東京の町でも普通にあったと記憶しています(年がわかるけれど、懐かしい思い出です)。それがいつの間にか姿を消し、今は観光地にあるんですね♪「しまなみ海道」のサイクリングって、何て魅力に溢れているんでしょう。行ったこともないのに、何となく風景が目に浮かびます。是非、一度体験してみたいです~~♪♪

投稿: SwingingFujisan | 2007年8月10日 (金) 22時56分

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