ドヌーヴ様再び
6月22日 映画「ストーン・カウンシル」(ネタバレありです)
ドヌーヴ様が出る映画が銀座であったなあと思い、「ドヌーヴ、映画、銀座」のキーワードで検索したら、ありました。しかも、おお明日までじゃないの! というのが昨日の夜。どうしよう、明日の気分次第だな、で一晩たった今日、やっぱり見たいと、銀座へ出かけた。前売り券を持っていないから、まるまる1800円の料金はちょっとキツかったけど、ドヌーヴ様にまた会えたから仕方ないか。
ほとんど前知識なく行ったし、ややこしそうな内容らしいのでプログラムを読んでおこうと思ったら、なんとプログラムは作っていないのだそうだ。ガッカリ~。仕方ないのでチラシだけで我慢。となると、昨日も寝たのが明るくなってからだし、あんまり難しそうな話だったら眠くなるな……。ところがところが。次から次と迫る心理的な恐怖、スピード感たっぷりのアクション、誰が味方で誰が敵なのか、どんでん返し続きの展開に眠くなるどころか、アドレナリン出っ放し、身を硬くし、時にははっと椅子から飛び上がりそう(こういうコワイ映画って、突然電話が鳴ったり、突然目の前に誰かが現れると、それだけで飛び上がってしまう)。
ストーリーを簡単に言うと……ローラ(モニカ・ベルッチ)はロシアだかモンゴルだかの孤児院にいたリウ=サンというモンゴル人の赤ちゃんを養子として引き取る。リウ=サンが7歳になるころ、彼の身体に不思議な痣が現れる。それをきっかけに2人の周囲に不思議な現象が起こり、やがて2人に関与する人たちが次々に殺される。実はリウ=サンは100年に1人現れる神の子だったのだ。この神の子を殺せば永遠の命が授かる。ストーン・カウンシルという秘密結社を作った連中がリウ=サンの命を狙う。ローラは決然とこれに立ち向かう。
まあ、これはドヌーヴ様が出てなかったら、絶対見たいと思わない映画ですよ。あるいはうちでDVDかTVで見ていたとしたら、絶対途中で切っちゃう。私はびびりなので、オカルト系、秘密結社系は苦手なんだもの。この映画はまさにそれ。それなのに映画館で見るこの映画は、途中で席を立つ気にはなれないほど、面白かったわ~。母は強し、だ。ローラとリウ=サンの間に通う愛情の強さがローラを強くしたのだろう。命を賭けて息子を救おうとするローラに感動さえ覚えた。その反面、ドヌーヴ様の怖かったこと。この作品のドヌーヴ様は怪しい心理学者で、綺麗なんだけどすっごく老けて見えて、不気味でホント怖かった。こんなドヌーヴ様初めて。でも、そこもまた新しい魅力。
で、一番怖いのは結末で、とりあえずローラもリウ=サンも無事なんだけど、2人を追い詰めようとする敵は絶対諦めないだろう、で終わるのだ。私は映画館を出てからもその結末の恐ろしさに、しばらくはテンションが上がったままだった。こういう話も、こういう結末も、ありそうだから怖いのだ。そういえば、オドレイ・トトゥの「愛してる、愛してない」の結末にもそういう怖さがあった。精神を病んだ彼女がストーカーとなり、精神病院で入院治療を受けて、もうすっかりよくなったからと退院許可が出るのだけど、実は彼女、全然薬に手をつけていなかったのだ。入院期間中に処方された薬が病室の壁に埋め込まれていたシーンの恐ろしかったこと。
こうして、映画を思い出しているうちに、何となく背筋が寒くなってきたから、もうやめよっと。
★おまけ:リウ=サンがローラの友人からプレゼントされるボイスレコーダーはパナソニックであった。未だこういうことに密かに喜びを感じる私って……。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 幻の4番(2008.08.05)
- マジックアワー(2008.07.25)
- ゆるさと緊迫感の「アフタースクール」(2008.06.24)
- ドラマ「パズル」に亀ちゃん登場(2008.05.02)
- 亀ちゃんのバラエティーな一面(2008.04.22)


コメント