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2007年4月30日 (月)

サイエンスな半日その3

421日 理化学研究所一般公開
4月ももう終わってしまう。理研のレポートがまだ終わっていない。大して深い内容ではないけれど、もう薄れかけてきた自分の記憶のためにも残しておきたいので、しつっこく書いておこうと思う。3本一挙アップです。
昼食後覗いてみたのは、情報基盤棟。ここでは「赤ちゃんの言語ってどうやって調べるの?」というのをやっていた。私は実験の途中から入ったので、一部しか見ていないのだが、例に挙げていたのはRLの発音。赤ちゃんに単純なモニター画面を見せて、同時にLANとう言葉を繰り返し聞かせる。赤ちゃんの目の動きはモニター画面の後ろのカメラでチェックされている。赤ちゃんはやがて同じ画像に飽きてきて、キョロキョロし始める。そこで今度はRANという言葉を聞かせる。すると赤ちゃんは音の変化に気がついて、再びモニターを見る。これを繰り返すと赤ちゃんはLRの区別をはっきり認識するのだそうである。英語教育に役立つのかな。ここでは実験に参加してくれる赤ちゃんを募集していた。関心のある方はどうぞ。
その隣では、文字を追う視線の動きの実験をやっていた。ある文章をアイカメラをつけた被験者に読ませ、コンピュータでその目の動きの軌跡を描出する。漢字と仮名が混じった文では、行をまっすぐ規則正しく追うのではなく、あっちこっちに視線が飛んでいる。文字の流れだけを追っているのではないことがわかる。文章を平仮名だけの分かち書きにした場合(小学校1年生の教科書はそうなのかな)は、スペースを飛ばして読んでいる。分かち書きにしない場合は読みにくいという被験者の感想だったが、視線の動きはよくわからなかった。でも先に分かち書き文を見せたのは失敗ではないだろうか。同じ文なのだから、読みやすい分かち書き文の記憶で簡単に読めてしまうもの。
あとここのチームは、区切り方によっては意味が幾通りにも取れる文を聞かせて、それぞれに適合する絵を数枚用意しておき、その人がその文を聞きながらどの絵を見ているかというのを調べる研究もしているということであった。簡単な例を挙げると、「女の子は長靴を履いて座っている男の子を呼んだ」という文。「女の子は長靴を履いて、」なのか「長靴を履いて座っている男の子」なのかで、それを表す絵は違うっていうこと。長くなるからその4へ。   

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